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代表者の一言

平成29年3月の代表者の一言

3月は、保育園にとって来年度の新体制整備や新入園児の受入れ準備など、日常の保育業務以外の業務に忙しくなります。また、2月下旬から各施設において、保育士養成施設の新卒保育士予定者達の就業前研修を実施させていただいております。研修生達が保護者の皆様にお会いさせていただく機会が多々あろうかと存じますが、4月からの「先生」としての勤務開始を目前にして、先輩保育士による指導のもとに一生懸命研修に取り組んでおりますので、お気付きの点がございましたら担当保育士までお声掛けいただければ幸いです。

私は、昭和53年に開業した小鳩保育園(現小鳩ナーサリースクール)を創業者から承継した後、2施設目として平成24年8月に「小鳩家庭保育室」を開園しました。この施設は0歳児から受け入れておりますので、開園当時に0歳児として入園されたお子様の多くが、小鳩保育園南浦和や小鳩ナーサリースクールに進級して5歳児になります。赤ちゃんだった子ども達が、今では沢山話しかけてくれるまでになり、会話がはずむことも、時に沢山の質問を投げかけられることもあります。本当に幸せな瞬間です。赤ちゃんだった頃のお顔は今でも目に浮かびますので、しっかりした脚力で元気に目の前の弁天公園を走っている姿を見ると、感無量になります。

先日、その頃に入園されたお子様のお母様が、珍しく早くお迎えにこられ「うちの子、これから病院で検査なんです。」とお聞きしたときには、日頃お子様が元気に話しかけてくれていて検査が必要とは全く見えませんでしたので、お母様と同じ気持ちになって心配してしまいました。そんな時、そのお母様から「うちの子が運動会のDVDを見ながら山本先生のセリフを真似しているんですよ。」とお聞きし、本当に嬉しく、出会いに対して心からありがたく感じました。

日々クラス担当として子ども達に関わっているスタッフ達には、私のこの気持ちと同等かそれ以上に、子ども達に対する熱い思いや成長への感動があります。子ども達の成長は保育士の「宝物」であり、その成長を日々共感できることは、この仕事の醍醐味でもあります。0歳から6歳までという、人にとって最も成長著しい時期をお任せいただいていることに、皆、心からの幸せと感謝の気持ちを抱きながらこの仕事の素晴らしさを実感しています。

現在、当グループでは、300人余りのお子様をお預かりしています。スタッフ達は毎日を共に過ごしているだけに、子ども達と強い絆を築き、第二の父・母として親身になって様々を共感し、心配し、成長や喜びなどを共有しています。取り分けこの時期は、4月からこれまでの子ども達の成長の素晴らしさを強く感じる時期であり、特に今春卒園する子ども達については、この数年間の保育生活を振り返り「本当に大きくなったね。」と抱きしめ、子ども達との絆を実感いたします。

普段は、園の側から保護者の方々に日常の様子をお伝えしていますが、保護者の皆様から、お子様がご家庭で先生のことや園での出来事を楽しく話していた様子を連絡帳などでお知らせいただくと、嬉しさと感謝が溢れます。お子様の成長をご家庭と園の間で共有する「幸せ」のキャッチボールの中で、私たちも保育の意義とやりがいを改めて感じ、来年度に向け、この仕事に取り組む更なるエネルギーとさせていただきます。

 

 

小鳩グループ代表 山本 育子

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