代表者の一言
令和8年7月代表者の一言
6月中旬からワールドカップが開催され、ホットニュースはサッカー一色となりました。サッカーは近年日本でも人気のスポーツですが、私自身は昭和の時代、野球・相撲・プロレスがテレビのスポーツ番組の中心だった幼少期を経ていますので、サッカー観戦には余り縁がありませんでした。それでも今回のワールドカップには不思議と引き付けられるものがあり、日本戦を興味深くテレビ観戦しました。惜しくもベスト32で敗退してしまいましたが、「優勝」という大きな目標を掲げ、チームが一丸となって戦う「チームジャパン」の姿は、本当に力強く、日本中に大きな感動を届けてくれました。
各国からも、日本代表はどの国よりも一体感があると高く評価されていました。日本メディアの自画自賛だけではなく、海外メディアからの評価でもありましたので、この「一体感」は正に日本代表の大きな強みだったのだと思います。その報道の中で、恥ずかしながら私が初めて耳にした言葉が「ベンチワーク」という言葉でした。「チームワーク」はよく聞き知っていますが、「ベンチワーク」は、試合で戦う選手だけでなくベンチスタッフや控えの選手を含め、全員が一体となって同じ目標に向かい、互いに支え合う姿を表しているものだと感じました。
日本はブラジルに敗戦し、その要因は、世界レベルとの個の力の差であると解説されていましたが、チーム全体を評価すれば、日本代表は一人ひとりの力を結集し、強く、たくましく、堂々としたものだったと受けとめています。森保監督の下、選手、スタッフが一つになり、全てのサポーターの応援に応えるべく全力で試合に臨む姿勢と結束力は素晴らしく、称賛の思いでいっぱいです。今後、選手一人ひとりが振返りをし、課題を見つけ、試行錯誤しながら自己ベストを尽くして努力を重ねるであろう、4年後の日本代表の成長が今から楽しみです。また盛大に応援したいと思います。
今回、事業を経営する立場から、私は、日本代表の姿には組織作りに通じるものがあると感じました。様々な個性を持った人が集まり、同じ目標に向かって各々の立場でできることを果たし、互いを尊重しながら支え合って進んでいく。そのような「共生」の考え方こそが、大きなパワーを生み出します。また、信念をもって努力を続ければ結果は必ずついてくるということも、私が大切にしていることの一つです。
職員が入社し、経験を重ね、仕事を学び理解を深め、お互いが積極的に支え合って、新たな挑戦に取り組み、成し遂げた喜びを笑顔で分かち合う姿を見る度、私自身も大きく感動し、心が豊かになります。「会社の代表者として一番嬉しい瞬間は何ですか?」と尋ねられることがよくありますが、「関係者の皆さんが笑顔で、健やかに、幸せそうに過ごしている姿を見ることです。」とお答えしています。きっと、多くの方が、お仕事の中などで部下や仲間が達成感に満ちた表情を見せてくれた時に、喜びや幸福感を感じられた経験をお持ちではないでしょうか。目標に向かって晴れやかに進む幸せな表情は、組織全体にも大きな力を与えてくれます。そして、その積み重ねが、事業者として社会的責任を果たすことであり、未来への懸け橋となっていくことだと信じ、これからも、職員一人ひとりの学びと成長を、共に喜び、支え合える組織作りに努めたいと思っています。
日本代表も「優勝」という大きな目標に向かって、今も揺るぎない信念を持ち歩み続けているのでしょう。そして、その姿が日本中に感動をもたらし、選手とサポーターが一体となったベンチワークによって次のワールドカップへの夢がつながれたことに感謝しています。
私達も保育の世界の中で、夢と希望を抱く子ども達の「やってみたい」をサポートし、その挑戦を支援し、喜びや感動を分かち合って、共に歩んでいける環境作りに努めて参ります。
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