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代表者の一言

令和8年4月代表者の一言

 4月を迎え、春らしい日差しに包まれ、暖かさを感じる日が増えてきました。一方で、寒暖差や天候の変化が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。加えて、黄砂やヒノキ花粉の影響から鼻炎等不調を感じられている方も多いのではないでしょうか。私自身もその一人です。どうぞご無理のないよう健やかにお過ごしください。そして、4月は、保育園の子どもたちにとって大きな変化の時です。春の気候のみならず、過ごす場所、先生やお友達といった「環境の変化」が、子どもたちにとって過度な負荷とならないよう、職員一同、最善の環境づくりに努めます。

我々職員は、ご家庭から子育てを支える役割を任され、1日のうちの多くの時間を共に過ごしながら、その時間が一人ひとりにとって最適なものとなるよう、子どもたちと関わっています。もちろん、その時には、子育ての「専門家」として、専門性を活かしながらの保育に努めております。毎年5月には、全施設で「保護者会」を実施させていただいておりますが、この会では、保育園での様子をこちらからお伝えするとともに、ご家庭でのご様子もたくさん聞かせていただきたいと思っています。子どもの幸せを一番に願う保育に対してご理解・ご賛同いただきたいとの思いと同時に、ご家庭と密に連携することで、子ども達が自己を尊重し、意欲と自信をもって生活できる環境づくりを進められればと思っております。

 ご家庭と保育園の「信頼関係」が良好であることは、子どもたちにとっても大切なことです。そのために私たちが保育者として努力すべきことはたくさんあります。日々、保護者の皆様の思いに寄り添い、皆様の立場にたって、お子様の様子、エピソードをお伝えするよう努めることもその一つです。率先して挨拶やお声掛けをし、笑顔でお話を傾聴することも重要です。それでも、時にうまく思いを伝えることができず、保護者の皆様とミスコミュニケーションが生じてしまうこともあります。子どもたちには安心・安全の中で楽しく幸せな時間を過ごしてもらえていても、ご家庭とのコミュニケーションが不得手で、大きく悩みながら試行錯誤している職員もいます。

 思いや言葉がうまく伝わらないこと、人間関係がうまく築けないことは、私たちの普段の生活の中でもたくさん体験することです。開かれた社会においてだけでなく、家族や友人関係においてもよくあることかもしれません。私自身の経験として一番難易度が高かったものは、思春期の息子と娘との間で、理屈や道理ではない部分で気持ちがすれ違ってしまったときです。二人とも10代半ばにもなると当然ながら自分なりに知識や経験を積んでおり、何でも理詰めで応じてきます。いやいやそのことじゃないのだけれども・・・と対応してもなかなか難しかった思いがあります。大体のことは自主性に任せたうえで、時々常識や良識から逸脱しそうになったときにだけ助け舟を出したつもりのコメントですら、思うように伝わらないときもありました。結局、最終的な解決策は、時間をかけて、どんな時も笑顔で受けとめ、子ども達がいつも幸せになってほしいという信念を持ちながら、成長を見守るよう徹することでした。そして、そのことでより一層強い信頼関係が築けたように思うのです。二人が伴侶を持つ歳になった今でも時折のすれ違いはありますが、「笑顔」と「見守り」行動。子どもたち、そして今では孫たちも含めた幸せを願う信念は、未だ変わることはありません。

 たとえミスコミュニケーションがあっても、保護者の皆様の気持ちに寄り添い、笑顔で受けとめ、子どもたちの幸せを第一に願う保育に努めること、信じて関わりを保ち続けること。時間はかかるかもしれませんが、お子様の成長をご家庭の皆様と共感、感動できる時がくると信じています。私たちの仕事の素晴らしさは、お子様と保護者の皆様から「保育園が本当に楽しく幸せをもたらしてくれる場所」と信頼してもらえる機会が与えられていることです。

 本年度も、ご家庭の皆様と共に、「子ども第一主義」の保育に職員一同尽力してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

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