実際の保育の様子
1日のスケジュール


1日のプログラムはおおよその目安であり、子どもたちの成長に伴い変更があります。
年間行事
日々の保育の中で、さまざまな行事を計画しています。
子どもたちが行事への取組を通してどんな心情や意欲が育まれるのかを重視しています。
※以下は一例です。行事は各施設で子どもたちに合わせたものを行っておりますので、園見学などでご確認ください。

- 身体測定
- 避難訓練
- 運動会
- 生活発表会
- お誕生日会
- 夏祭り
- 園外保育

活動報告
とうきょう すくわくプログラム
東京都が実施する「とうきょう すくわくプログラム」は、幼稚園や保育所において、子どもたちが好奇心や興味を持ち、わくわくしながら遊び、学べるよう応援する取り組みです。本プログラムを通じて、子どもたちの自己肯定感や思いやりといった豊かな心の育ちをサポートすることを目的としています。
小鳩グループは、本取り組みに賛同し、積極的に参加しています。取り組みを通じ、子どもたちが主体的に活動し、のびのびと成長できる環境づくりに一層努めてまいります。
子どもの視点から広がる保育
子ども一人ひとりだったり、クラスみんなで話し合ったり、保育の中では色んな「やりたい!」で毎日が溢れています。そんな日々の一部分をご紹介します。
雨上がりの発見!泥んこ遊びで広がる子どもたちの世界
いつもとは違う公園の環境を楽しみながら、感触遊びを通じてさまざまな発見をした一日となりました。子どもたちの「気づき」や「やりたい!」気持ちから、どんどん遊びが広がり、みんなで共有することで、その気持ちはもっともっと大きくなっていきます。
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雨上がりの公園へ出かけると、子どもたちはいつもと違う地面の感触に気づきました。土が柔らかくなり、靴で踏むとぬるぬると滑るのを面白がって何度も確かめます。
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次第に足だけでなく、手でも触れてみたくなり、「ドロドロしてる!」「やわらかいね」「つめたーい!」と、実際に触れることでさまざまな発見をしていきました。
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遊びはどんどん発展し、子どもたちは夢中になって泥を丸めたり、集めて大きくしたり。触ってみると、ぽよーんと弾むような感触になり、次々と友達が集まってきました。「もっと大きくしよう!」と力を合わせる姿も見られます。
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遊びに夢中になっていると、Aくんがふと自分の手を見て「みてみて〜!」と友達に近づきました。
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泥で汚されると思った子どもたちは「やめてー!」と逃げ回り、そこから追いかけっこがスタート!全速力で走りながら、大笑いする姿がありました。
子どもたちの発見が広がる探検遊び
子どもたちの遊びは、その日1日では完結せず、1か月もの間、さまざまな変化を楽しみながら遊びに夢中になりました。
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公園へ行くと、「虫がいるかも…」と不安そうな子どもたち。「涼しくなったから少ないかも」と伝えると、「それなら行ってみよう!」と探索が始まりました。虫よりも目についたのは大量のどんぐり!拾いながら、帽子を友達の頭に乗せて「〇〇ちゃんの帽子〜!」と笑い合う姿も。
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川では「ザリガニいるかな?」と覗き込み、「川の水は冷たいかな?」と水に手を入れて「つめたーい!」と季節の変化にも少しずつ気が付いています。
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2週間後の公園遊びでは、前回よりも大きなどんぐりを見つけ、「前より大きいね!」と違いに気づく姿が。場所によって大きさや形が違い、「こっちは小さい」「これは丸いね」と比べながら夢中で集めました。色の違うどんぐりを“レア”と呼び、友達と探し合う様子も。
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川では「ザリガニいるかな?」と毎回探しますが、寒くなり見つからず。その代わり、水の温度が気になるようで、友達に聞きながらも自分で確かめたくて次々と手を伸ばしていました。落ちないように気をつけながら、自分で考えたり工夫する姿が見られます。
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さらに1週間後、園庭でもどんぐりを発見!「なんで公園じゃないのに落ちてるの?」と疑問を持ち、集めていると、ひび割れたものを見つけました。「中はどうなってるの?」と興味津々で、手で剥こうとするも硬くて難しい…。どうするのかな?と見ていると、手で足を押して力を加えて割っていました。
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「ピーナッツみたい!」と中の黄色い実を発見。他のどんぐりもどんどん割って、観察する遊びへと発展していきました。