代表者の一言
令和8年代表者の一言
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は「丙午(ひのえうま)」。60年に一度巡ってくる干支です。私の3歳下が丙午年生まれですが、60年前の昭和の時代には、「丙午年生まれの女性は気性が激しく、嫁ぎ先に災いをもたらす」という迷信から、出産を避け、子どもの出生数が大きく減少しました。現代では、そのような迷信に影響されることはなく、むしろ、現実とコスパとかタイパといった現状における最善を求める価値観に重きが置かれているようですので、「丙午」の迷信からくる不安は、ほぼ払拭されたように感じます。
また、「丙」も「午」もどちらも「陽の火」を表すことから、「丙午」は火のエネルギーが最も強くなる年であるとも言われています。ここ数年、社会情勢や物価高など、明るい兆しを実感しにくい状況が続いていますので、この「丙午」という干支の特性に、むしろ何か良いことがあるといいなぁと、新年から期待を寄せています。
私事、2人目の孫がこの1月に生まれました。新しい命、家族が増える喜び、我が子らの幸せそうな笑顔、家族の絆が深まる様子は、筆舌に尽くしがたい感動的なものです。新しい命を中心として関わり、支援してくださった多くの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。保育園の子どもたちもまた、愛情に包まれ、お母さんのお腹の中で育まれ、この世に生まれてきています。いつの時代も、子どもたちを真ん中にして大きな絆と幸せの輪が広がっていることに変わりはありません。今年もたくさんの子どもたちの育ちを支援することに「幸福感」をもって取り組みたいと思います。
近年、私自身の考え方として、「結果」はもちろん大事だけれども、そこに至るまでの「経過」を重んじることを大切にしています。良いことがあれば、それは今まで誠実に向かい合い、取り組み、努力した結果と受けとめ、悪いことがあれば、災いが未然に示されている、あるいはすべきではなかったことが改めて示されていると受けとめ、真摯に反省し、その解決に努めています。良くないことは、次に良いことがあるための「経過」だと受けとめるようにしています。
同級生も、定年を迎え、仕事は続けているものの緩やかな働き方をする人が概ねになりました。変わらず多忙な私が、つい心労を口にすると、95歳にもうすぐなる父親から「必要とされているから働いているんだから、しょうがないんじゃ。」と言われ、その言葉が心にすとんと落ちました。人生どの年代でも、人は仕事だけでなく、様々な場面、例えば家庭や社会の中で誰かに必要とされ、その役割を果たしながら生きている。私も、今この場所で必要とされ、今この時を過ごしているのだと…正に「老馬の智」です。
この「智」は、これまでの経験、多くの人に出会い、導かれ、支援され、好かれ、苦言を呈され…などの中ではじめて身につくものだと思います。年齢を重ねることを「老い」と捉えるのではなく、歩んできた「かけがえのない大切なもの」として、今年も、自分が必要とされている場所で、一つひとつ責任を果たしていきたいと心に固く誓いました。一方で、忙しい日々ではありますが、昨年頃から、意識的にプライベートの時間を確保し、自分自身の充実した時間を確保する!と決めて実行しています。心の余裕を持ち、休息と仕事のバランスを取りながら、自他ともに幸福になるため、社会貢献に努めたいと思います。
先日、あるテレビ番組で、日本人は不安を感じやすい遺伝子を持つ一方で、仲間やコミュニティを作り助け合って生きていく力を持っていると解説されていました。「絆」を大切にする国民性は、どうやら遺伝子レベルのもののようです。小鳩グループの子ども達、ご家族、関係者の皆様、そして職員全員が、協同的に「豊かな幸せ」を目指せるように尽力しつつ、小鳩グループの「つながり」や「絆」を基として、幸福感にあふれる2026年となりますことを、心より願っております。
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